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現場に負担をかけることばかり>操縦席に常時二人とか

Yahoo:「<国交省>「操縦室常時2人」要請へ 負担懸念の声も

フランス南部で3月に起きた独ジャーマンウイングス機の墜落事故を受け、国土交通省は近く操縦室の常時2人体制の導入を航空会社に要請する。事故の教訓を安全確保に生かすことが狙いだが、現役パイロットからは「操縦室から出にくくなり、身体への負担の増大が心配だ」との声が出ている。【佐藤賢二郎】

 旅客機の操縦室には機長と副操縦士が配置されるのが通常だが、日本の航空法では乗員数の規定はない。日航や全日空では1人が外に出た場合、1人だけが操縦室に残っている。国内ではスカイマークが「2人制を可能な限り保持する」との対応をとる。国交省によると、2010年に発覚した副操縦士による操縦室内での記念撮影問題への反省から導入されたという。

 今回の独機事故では、トイレに立った機長を副操縦士が操縦室から閉め出し、故意に墜落させた疑いが強まっている。欧州航空安全庁(EASA)は、欧州各国の航空当局と航空会社に対し、運航中は操縦室に2人以上の乗員を常時配置することを勧告した。日本では太田昭宏国交相が3月31日に「同様の勧告を出せるか、結論を出したい」と話し、同省航空局が検討を始めた。

 近く航空各社に実施を要請する見通しだが、運航時間が比較的短い国内線については、トイレに立つことも含めてパイロットが操縦室から出ることを原則控えるよう求める方針だ。運航時間が長い国際線では一時的に操縦室を出ることを認めるが、その間は客室乗務員(CA)が操縦室に入るよう求める。

 すでに機長2人と副操縦士1人の3人体制が一般的な欧州や米国本土行きの長距離便は、対象外となる。

 しかし、「常時2人体制」の徹底には懸念をもつパイロットもいる。運航中にトイレに立つことを極力避けようとすると、搭乗前の水分摂取を抑えなければならない。その結果、身体的な負担が増し、健康に影響が出ることが心配されるという。

 大手航空会社の機長は「エコノミークラス症候群になる心配もぬぐえない。空いた操縦席のカバーを求めることで、CAの業務を一時的に中断させることにも遠慮を感じる。事件の再発防止は重要だが、最良の対策を十分に検討してほしい」と話している。

 3月24日、スペイン・バルセロナからドイツ・デュッセルドルフに向かっていた独ジャーマンウイングスの旅客機が仏南部のアルプス山中に墜落。乗員乗客150人全員が死亡したとみられる。トイレに出た機長を副操縦士が操縦室から閉め出し、単独で操縦して意図的に墜落させていた疑いが強まっている。独検察当局は副操縦士が精神的治療を受けていたと明らかにした。


どの路線でも操縦席に3人がいるようにして、そのうち二人が残るようにすれば良いと思いますけどね
もちろんその分料金は高くなるでしょうけど、現場に負担をかけないようにすること、安全はタダじゃ無いことを考えればやむ得ないと思いますけども

もちろん機械的に安全を確保する手段を用意できたらそれでも良いですけど、必要なものを削ってかえって負担を増すようなことをしてきた消費者の低価格要請が間違っているという風にすべきでしょう


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000048-mai-soci


元記事
Seesaa:「現場に負担をかけることばかり>操縦席に常時二人とか
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  by sunrisesunset77 | 2015-04-27 20:12 | 労働問題

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