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既存が駄目なら、新しいのが良いと考えるバカがイタリアにもいた

Yahoo:「<イタリア総選挙>「五つ星運動」躍進 政治不信の受け皿に

>25日開票のイタリア総選挙で既成政党批判を繰り広げてきたコメディアン、ベッペ・グリッロ氏(64)の政治団体「五つ星運動」が上下両院で大躍進した。国政初挑戦で事実上の「勝利」を収め、国民の間に蓄積する政治不信の根深さを浮き彫りにした形だ。インターネット主体の活動で若年層を引き付ける「五つ星運動」はイタリア政局の行方を左右する新興勢力になる。

 「内向きの政党はこれまで国民の利益を考えてこなかった。イタリアをダメにする政治家に、国民は堪忍袋の緒が切れたのだ」。ローマ中心部のホテルに設置された選挙拠点で、「五つ星運動」活動家のアレッサンドロ・カナリさん(37)が興奮気味に語った。

 イタリア政治は近年、スキャンダルの連続だった。一昨年11月に退陣した中道右派・自由国民のベルルスコーニ前首相(76)は創業したメディア企業絡みの脱税で有罪判決を受け、少女買春疑惑で公判中。最近では、中道左派・民主党に近い銀行の巨額損失隠しが表面化した。

 中道左右両陣営がすねに傷を持つ中、グリッロ氏の「政治家は退場せよ」との叫びが、若者を中心とする有権者の心をつかんだ。専門家の間からも「五つ星運動には間違った政策もあるが、発信する『政治家不信』は正しい」(アルベルト・マルティネッリ・ミラノ大学名誉教授)との指摘が出ていた。

 選挙運動中、「五つ星運動」は既成政党による金権・利権政治を批判し、「議員報酬は月額5000ユーロ(約60万円)まで」を公約に掲げた。インターネットを最大限に活用する政治手法で「カネのかからない選挙・政治」を有権者にアピールしたことも斬新に響いた。

 だが、新興市民団体ゆえに組織が脆弱(ぜいじゃく)で、政策立案能力に乏しく、国政進出にあたって準備不足である点は否めない。ユーロ残留の是非を問う国民投票の実施や、固定資産税の撤回など大衆迎合的な公約も目立つ。「どの政党とも連合は組まない」(参謀役のジャンロベルト・カサレッジオ氏)方針で、支持者の声を国政に反映させることができるかは不透明だ。


民意が常に正しいということはあり得ないです
民意の暴走ということが過去何度もあり、結果戦争に突っ走ったこともありますし、虐殺行為に及んだこともあったわけです
それを考えると、マスコミがもてはやす政治の第三極とか民意を最上のものとすることにはまったく同意できません
ある程度上位から判断できるだけの見識を持った人がブレーキ役になれるシステムが民主主義には必要でしょう。そういったものは、各国けっこうあったりして、イギリスの三分の一民主主義とか良いと思いますけどね!

で、国政の場に、特に国際間の問題に素人が出てきて何が出来るのか?と不安にならざるを得ません。素人が権力を持つと橋下のように独裁に走る可能性が高いですし、半端無く怖いと思いますけども違うのでしょうか?


不信、改革などをエネルギーにした政治なんてろくなものじゃないです
特に大衆迎合をしたらどうなるのか?日本の民主政権をみていれば駄目だということはわかりそうなものですが、民主党政権で日本がどうなったのか見ていなかったのかな?

見栄えの良い事を言う連中って駄目なんですよ、詐欺師でしかないのですから>民主党の公約とかさ。忘れているのかな?その民主党の血を引く維新が未だに良いとか言っている連中を大笑い


日本は幸い第三極は今のところ沈静化(どす黒くくすぶってるでしょうが)して良い方向へ進み出してますが、悪い方へ踏み出したイタリアに巻き込まれるEUが気の毒ですね

参院選でも日本はよりよい選択をしましょう。何が日本のためになるのか?改革改革しか言わないような連中より、地道に一歩ずつ良くしていく政治の方が混乱無くて良いと考えます


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000010-mai-eurp


元記事
Seesaa:「既存が駄目なら、新しいのが良いと考えるバカがイタリアにもいた
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  by sunrisesunset77 | 2013-02-26 19:08 | 世界の話題

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