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大学が幼稚園のようです

読売新聞:「(7)大学1年「日本語」必修

>「仲人さんにお見合いの断り状を出す時は、早めに丁寧に書きましょう」 約480人の学生で埋まった昭和女子大学(東京都世田谷区)の大教室。

 岸田依子教授(中世文学)が切り出すと、雰囲気が少し変わった。携帯メールに夢中だった者が、顔を上げてくすりと笑う。毎週水曜日、1年生を対象に行う必修の「日本語基礎」だ。

 45分間の授業を年間30回。漢字や長文読解、敬語などを学ぶ。この日のテーマは「手紙の書き方」。絵はがきのコピーなどを資料として配ったうえで、学生の関心を引くために取り上げたのがお見合いの例だった。

 「今の若い人は、手紙を書く機会がほとんどない。最低限必要なことを身につけてもらいたい」と岸田教授は話す。

 「日本語基礎」が始まったのは4年前。論文に「っていうか」「マギャク」などの話し言葉や絵文字が頻出する、受け答えも満足にできないといった実態に、教員が悲鳴を上げたのがきっかけだった。

 「仲間内の言葉が社会では通用しないのを知ってほしかった」と、授業をとりまとめる猪熊雄治教授(59)(日本近代文学)。授業の狙いは、相手によって言葉や伝え方を選べる力の養成とした。

 テキストは、就職試験に使われる能力・適性検査「SPI」などを意識した実践的なものとし、テキストを作った教員12人が授業も受け持った。授業時間は45分と通常の半分にし、学生の興味を引く流行歌も教材に使うなどの工夫を重ねた。

 一方、元新聞記者や編集者らが文章の書き方を個別指導するライティングセンターを、開始と同時期に設置。その後も、同大・短大12学科のうち9学科で、少人数の必修ゼミを始めるなど、きめ細かな指導を充実させていった。

 この結果、学生アンケートでは「敬語は新鮮」「手紙を書いてみたい」など、積極評価する声が年々増加。ライティングセンター利用者も、2008年度の584人が昨年度は961人へと2倍近くになり、「手応えを感じる」と猪熊教授は喜ぶ。「授業の課題がきつい」とぼやく学生も少なくないが、文化創造学科1年の勝千恵さん(18)は「敬語の使い方は就職活動でも役立ちそう」と話す。

 日本語基礎を受講した学年が就活に臨むのは今回が初めてだ。就職氷河期のサバイバルに授業がどう寄与するか、成果が注目される。(松本美奈)


これって大学ですることなのかな?
ここまで言葉遣いを知らないまま世間に出ていく人がいるって事がすごく恐ろしいです

ちゃんと言葉遣いができると言い切れる無いですが、記事にあるようなことはさすがに恥ずかしくてできません
まず家庭での言葉遣いの訓練ができていないこと。特に時々聞くことですが友達親子とか言うのがありますね。親子の間でため口なんて許されなかったです
そして学校でも教師と生徒の垣根は無いとかいう阿呆がいますけど、目上と目下の相応のつきあい方を学ぶべきなのに、それをしてない

日本社会における人間関係が壊れてしまっているんですね
正していかないとダメですね


元記事
Seesaa:「大学が幼稚園のようです
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  by sunrisesunset77 | 2011-01-19 22:37 | 教育・青少年絡み

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